2機のミサイル監視機、嘉手納を離れる


18日16時に嘉手納を離陸したRC135S(OF 663)


18日16時35分に嘉手納を離陸したRC135S(OF 128)

嘉手納基地に展開していた3機のRC135Sミサイル監視機のうちの2機が、4月18日に本国に向けて嘉手納を離陸した。約30分間隔での離陸で、 RC135S1機につきKC135空中給油機1機が続いて離陸している。本国のオファット基地まで、空中給油を続けて一気に飛行する態勢だ。

18日午後2時の時点で、RC135Sが3機、WC135、E8の5機が、基地の北西側にある駐機場に分散して並んでいた。この日の朝、偵察飛行に 出かけたRC135Uは、この時点では嘉手納にいない。
2機が嘉手納を離れたことで、米軍の北朝鮮監視の重点が、ミサイル発射から核開発再開にシフトしたことがはっきりしてきた。

(RIMPEACE編集部)(2012.4.18 撮影)


18日14時ころに嘉手納に居た大型偵察機たち。右から3機がRC135S、その左がWC135、左端がE8


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