天願桟橋に貨物弾薬補給艦が短時間寄港

  
金武湾内を天願桟橋に向けて進む貨物弾薬補給艦マシュー・ペリー。背景はうるま市宇堅の沖電具志川火力発電所

 
2隻のタグに押されて天願桟橋に接岸するマシュー・ペリー(2012.6.10 撮影) 

6月10日13時ころ、うるま市昆布の米軍天願桟橋に新型の貨物弾薬補給艦マシュー・ペリー(T−AKE 9)が寄港した。弾薬輸送の機能を持つ艦船が 天願桟橋に寄港するのは珍しいことではないが、今回のマシュー・ペリーの寄港は2時間ほどのごく短時間だった。

寄港の直前に天願桟橋の付け根を通った時には、よく弾薬輸送の仕事を請け負う小禄運輸のトラックが1台だけ、材木を積んで待機していた。通常の弾薬の 積み下ろしの際の、数台のトラック群が待機する状態ではなかった。

マシュー・ペリーは直前に佐世保に寄港して、7日に出港している。主要な物資の積み込みは佐世保もしくはそれ以前の寄港地で完了しているはずで、 天願桟橋にはごく少量の物資の積み下ろしに来たと見られる。
マシュー・ペリーは10日15時40分ころ、辺野古沖を北上するのが、座り込みテントから確認されている。天願滞在は長くても2時間程度とみられる。

(RIMPEACE編集部) 

 
天願桟橋を出て辺野古沖を北上するマシュー・ペリー(2012.6.10 撮影) 


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