オスプレイ反対、2人で155歳のハンガーストライキ


ハンスト決行5日目、医師のチェックを受ける小橋川共行さん


ゲート横に張られたテントでハンスト決行中

オスプレイの普天間基地への配備を阻止するために、8月15日から小橋川共行さん、上原成信さんの二人がハンガーストライキを始めた。場所は国道 330号線に面した、キャンプ・フォスター司令部正面ゲート横だ。

うるま市石川東恩納の小橋川さんのハンストを行う思いを、ご本人の手書きのメモから転載する。

(RIMPEACE編集部)(2012.8.19 撮影)  

ハンガーストライキについて

私は沖縄県うるま市石川に住んでいます。そこは嘉手納飛行場の飛行ルートになっていて、軍用機の轟音、耳も痛くなる程のすさまじい音に悩まされ、 怯えている毎日です。 

 私達の石川では、小学校にジェット機が突っ込んだことがあります。この事故で18名の子ども・市民の命が奪われました。私の妻の叔父もこの時 亡くなりました。そして200名余の子ども・市民が傷を負い、後遺症に苦しみました。1959年6月30日のことです。

 また、隣りの川崎区ではジェット戦闘機が墜落、2人の青年が命を奪われました。母親の一人はそれ以後、精神に異常をきたしたそうです。1961年 12月7日のことです。

 その他、読谷でパラシュート降下物に圧(お)し殺された小学生の女の子、私達の住まいの前を通って行ったサリン等の毒ガス、嘉手納飛行場での B52炎上事故・・・等々。恐怖の記憶は積み重なっているのです。

 オスプレイの恐怖から逃れ、なんとかして、家族の命、生活と暮しを守りたいという思いを一人でも多くの人に分かって欲しいのです。


支援者に囲まれながらハンストは行われている


2012-8-20|HOME|