嘉手納弾薬庫から韓国へ、弾薬送られる


天願桟橋に停泊するスティーブン・L・ベネット。防湿の覆いを開けてコンテナを桟橋に降ろしている
(2012.8.20 世嘉良 学 撮影)


嘉手納弾薬庫から、トレーラーが弾薬入りコンテナを天願桟橋に搬入(2012.8.21 撮影)  

8月20日、天願桟橋にコンテナ輸送船スティーブン・L・ベネット(T-AK 4296)が接岸した。防湿シートでコンテナを覆う構造で、弾薬などを備蓄する 事前集積船に指定されている。

20日午後には、覆いを開けて積み荷のコンテナの一部を桟橋に降ろしていた。
翌21日、チャーターされた民間輸送業者により、空軍の弾薬輸送用コンテナが嘉手納弾薬庫から次々に運ばれてきた。桟橋入り口でチェックを受けた後、 桟橋を通って輸送船まで運ばれた。

このコンテナには、輸送先などを示す軍事輸送ラベルが貼られていた。嘉手納弾薬庫から那覇軍港(実際は天願桟橋)、プサン港経由で最終目的地は クンサン基地と見られる。
嘉手納弾薬庫に貯蔵されている弾薬は、沖縄米軍だけでなく在韓米軍にも補給されている。

(RIMPEACE編集部) 


桟橋を通り事前集積艦まで弾薬入りコンテナを運ぶトレーラー


爆発物のラベルと、行き先などが書かれた輸送ラベルが貼られている


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