訓練移転のF15、嘉手納に戻る


4機のタイトなフォーメーションで嘉手納に進入、ブレイクするF15
 

次々に嘉手納の滑走路に向け降下するF15

2月の第3月曜日は「大統領の日」。合衆国の祝日で、米軍嘉手納基地でも離陸する戦闘機は皆無だった。

その日の午後、12機のF15が嘉手納に帰ってきた。
米軍再編にともなう「沖縄の負担軽減策」の一つ、嘉手納の戦闘機の訓練の一部を移転するために、1月29日から2月15日までグアムでF15の訓練が 行われた。この訓練に参加した嘉手納の12機のF15と2機の空中給油機KC135が、18日に戻ってきた。

6機のF15とKC135が1機の組み合わせで、2陣に分かれて次々に嘉手納基地に着陸した。
嘉手納から12機のF15がグアムに行っていた時期に、F22が嘉手納に展開している。これでは負担軽減にならない。12機が戻ってきたうえにF22が 嘉手納で訓練を重ねれば、負担軽減とは全く逆の騒音増となる。

(RIMPEACE編集部)


6機のF15に1機ずつついたKC135空中給油機も嘉手納に着陸


2013-2-18|HOME|