嘉手納にミサイル監視機飛来
2月17日午前の大型偵察機駐機場。左端がE8、格納庫の右にRC135W,WC135、WC135
18日午前の大型偵察機駐機場。WC135が1機、格納庫の前に移動、そのあとにRC135Sが入っている
嘉手納には大型偵察機が集結している。17日夜にRC135Sミサイル監視機が飛来した。その他、大気中のちりを収集するWC135が2機、
半常駐のRC135W電子情報収集機、さらに地上の車両の動きを探知するといわれるE8ジョイントスターもいる。
WC135は、地下核実験の数週間後に空中に現れる特殊な同位元素をちりを集めて検出するのが仕事だ。今回、北朝鮮が爆発実験を行った原爆がプルトニウム
型なのかウラン濃縮型なのかも、収集した空中のちりの分析から判断が可能なのだろう。
そしてミサイル監視機RC135Sの飛来だ。核実験とミサイル開発の相乗効果を狙う北朝鮮によるミサイル発射実験がさらに行われる可能性が強い、と米国が
判断していることの表れだ。
(RIMPEACE編集部)
裏から見た駐機場にいるRC135S(OF 62-128)
2013-2-18|HOME|