ホワイトビーチの米駆逐艦、やっと出港


ラッセン、マスティン、マッキャンベルが一週間滞在中のホワイトビーチ(2013.4.14 撮影)


3隻の米駆逐艦が姿を消したホワイトビーチ(2013.4.15 撮影)

4月7日、ホワイトビーチに米駆逐艦と海自艦船が集結していた。一週間後の14日、海自の船は一隻を除いてみな居なくなっていたが、米軍の駆逐艦 3隻は相変わらず、桟橋と沖合に停泊したままだった。

ラッセン、マッキャンベル、マスティンの3隻は、その翌日に一斉にホワイトビーチから姿を消した。
この3隻は弾道ミサイルを撃ち落とすためのミサイルを積んでいない。北朝鮮のミサイル発射に備えた米軍の布陣では、直接ことにあたる戦力ではない。
米軍の対ミサイル・シフトに対する他国の情報収集や、弾道ミサイル以外の北朝鮮の攻撃があった場合の対処などの任務を帯びている、と考えられる。

一週間沖縄で待機していた駆逐艦が一斉に動いた。どちらに転ぶにせよ大詰めが近いことを、米軍が認識した上でのことだろう。

(RIMPEACE編集部)


マッキャンベルからタグボートが離れて桟橋に向かった


埠頭に接近するタグには、白いゴミの袋が満載。後方はラッセン(13.4.14 撮影)


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