韓国での墜落事故翌日の普天間基地


  CH46の列線の中に1機だけCH53Eがいる


オスプレイの右列の奥に、CH53Eが一機見える

朝鮮半島の軍事境界線の近くで16日、普天間基地のCH53Eが墜落した。海兵隊の発表はハードランディングだったが、あれを墜落と言わなければ、 墜落事故はすべてハードランディングと言ってもおかしくない。

米韓の海兵隊の合同演習がフォールイーグル演習の中に位置づけられていたという。在日米軍の機体が一歩間違えれば即戦争状態に戻る危険な場所で飛んでいた、 ということだ。そういう動きがはたして「極東の平和と安全」に寄与するのだろうか?
 
事故の翌日の17日、事故機と同型のCH53Eが1機、CH46の部隊のうしろに駐機していた。残りのCH53Eは韓国に渡っていると見られる。

17日に試験飛行したオスプレイ(11番)は、20分余りの飛行で普天間に戻ってきた。滑走路から誘導路に曲がってすぐに大きな水しぶきをあげていた。 誘導路に大雨で出来た水たまりがあり、その上をオスプレイの左のエンジンナセルが通過した。普段は乾燥した誘導路でそんな現象は見られないが、大きな 水たまりのせいで、エンジンの排気がかなり強いことが視覚的にも示された。

(RIMPEACE編集部)(2013.4.17 撮影)


ヘリモードで長時間飛んだオスプレイ。着陸後誘導路に入る際に
水しぶき。下を向いたエンジン排気口から出た強い排気のためだろう


2013-4-18|HOME|