揚陸艦2隻、WB寄港


ホワイトビーチの陸軍桟橋に寄港したドック型揚陸艦ジャーマンタウン(LSD 42)。
向かいに海自護衛艦「あきづき」「いかづち」「はまぎり」が停泊中


海軍桟橋に停泊するドック型揚陸艦アシュランド(LSD 48)。左は護衛艦「ひゅうが」

11月14日に佐世保を出港した2隻のドック型揚陸艦ジャーマンタウンとアシュランドが16日夕方、ホワイトビーチに寄港しているのが確認された。フィリピン中部のルソン島などの 台風30号の被害者に、緊急支援を行うために駆けつける途中の寄港だ。

陸軍桟橋の上ではジャーマンタウンに乗り込む兵士が集まり、集積場には海兵隊の車両が並んで、揚陸艦への積み込みを待っている。沖縄の海兵隊が任務で揚陸艦に載って展開するときに 繰り返される動きだ。
今回は被災者支援なので、毎回目につくりゅう弾砲や装甲車は見えず、軽目の車両が多数並び、LCACで停泊中の揚陸艦に運ばれていた。

ホワイトビーチのバースや沖合に海自の艦船が寄港しているが、こちらはフィリピンの台風被害の支援ではなく、海自の年次演習に加わるとみられる。

(RIMPEACE編集部)(2013.11.16 世嘉良 学 撮影)


ホワイトビーチの集積場に集められた海兵隊の車両群。LCACで揚陸艦に運ばれる


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