米海軍、空軍の偵察機、嘉手納から飛ぶ


嘉手納基地を離陸するEP3電子偵察機



相次いで2基離陸したP8哨戒機(2013.12.14 撮影)

12月14日午前、土曜日というのに米軍の偵察機は嘉手納基地を離陸して行った。

海軍の電子偵察機EP3が9時15分ころに離陸、その約1時間後に新型のジェット哨戒機P8ポセイドンが2機続けて離陸した。 EP3、P8の行き先は中国海軍の活動海域である南シナ海方面とみられる。

一方、側視レーダーにより地上の車両等の動きを探ると言われるE8ジョイントスターが10時50分に離陸した。
北朝鮮ナンバー2の粛清にともなう軍部の動きを警戒して、朝鮮半島北部の沿岸近くを長時間偵察飛行すると見られる。KC135空中給油機が1機ついていったから、嘉手納に戻ってくるのは夜 になるのだろう。

嘉手納には外にRC135V電子情報収集機がいて、飛行を繰り返している。またRC135Sミサイル監視機も最近展開している。
これら空軍の大型偵察機の目標は、北朝鮮の動きとそれに対する対応とみられ、中国海軍の動きを監視する海軍偵察機や哨戒機とは行き先が違うと思われる。

(RIMPEACE編集部)


離陸するE8ジョイントスター(2013.12.14 撮影)


嘉手納基地に着陸するRC135V電子偵察機(12.11 撮影)


空軍偵察機用の駐機場にいるRC135Sミサイル監視機(12.14 撮影)


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