横浜備蓄のLCU、戦時の動きをシミュレート(11)

陸軍LCU2隻、那覇軍港で合流


那覇軍港で合流した陸軍大型揚陸艇ポート・ハドソン(左)とコントラレス(2014.10.19 撮影)

15日に横浜ノースドックを出港した陸軍大型揚陸艇コントラレス(LCU2015)が、18日に那覇軍港に到着した。

那覇軍港で修理が終わった大型揚陸艇ポート・ハドソン(LCU2035)と合流し、軍港の船溜まりにL字型に隣り合って停泊している。

2月にこの2隻のLCUで始められた備蓄舟艇の「活用」作戦は、ポート・ハドソンが任務終了間際に故障して中断された。同船は那覇軍港で修理を行い、コントラレスは 佐世保経由でノースドックに戻った。
ポート・ハドソンは何回か試験走行をくりかえし、ホワイトビーチで給油も行った。今回のコントラレスの那覇軍港行きは、修理を終えたポート・ハドソンを迎えに来たように見える。

備蓄舟艇の活用という大きなプロジェクトの当事者を、ゴールで2隻そろえて「祝福」しようというのだろうか?
2隻が並んで横浜ノースドックに戻ってきた後で、大プロジェクトの総括が行われるのだろう。ノースドックに輸送艦の基地としての機能が加わるかどうかの「瀬戸際」でもある。

(RIMPEACE編集部)


2014-10-19|HOME |