空中給油機部隊の機材、海路岩国行き準備
MALS-36やVMGR-152の機材が並ぶ那覇軍港
普天間から岩国への空中給油機の移転が現実に動き出した。
給油機の移転は、単に飛行機が飛んでいけばいいというものではない。メンテナンスの機材や工具、それに整備兵たちが動かないと移転先で航空機が飛べ
なくなる。
那覇軍港の国道58号線沿いの集積所に、岩国基地に向かうMALS−36(Marine Aviation Logistics Squadron 36),VMGR−152(Marine Aerial
Refueler Transport Squadron 152) の部隊名が入った輸送ラベルを付けたコンテナ、車両、パレットに積まれた物資が並んでいる。
積み出し港が那覇軍港、積み下ろしが岩国基地、最終目的地が空中給油機のハンガーなどと書かれていて、物資はタイヤから装甲キット、コンテナなど多種
にわたっている。
輸送船はHSV1,高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスだ。
同艦は普段那覇軍港にいることが多いが、現在は韓国方面に出ている。もう少し物資が集積されたあと、ウェストパック・エクスプレスに積み込まれて
岩国基地内の埠頭に向かうはずだ。
(RIMPEACE編集部)(2014.6.8 撮影)
那覇軍港から岩国行き。最終目的地、空中給油部隊のハンガー、と書かれた輸送ラベル
2014-6-9|HOME|