シュワブに訓練塔新設


新築の宿舎の手前の海側に訓練用のタワーが出来た。ロープ登りの施設も

新築の宿舎が並ぶキャンプシュワブ。その前の区画でくい打ち機が作動していたが、出来た建物は住宅や事務棟ではなく訓練施設だった。
塔の上部にロープを支える装置が見える。ロープを伝って垂直に下降する懸垂下降の訓練施設と見られる。その隣にある白いロープが下がった施設は、 自力でロープの上部まで登る訓練施設だ。

ホバリングするヘリからロープを使って地上におりたり、またヘリに戻る実戦を想定した訓練で、海兵隊に必須のものだ。
これまで基地の外からは見えなかった施設で、同様の施設が国道の山側に拡がる演習場内から移ってきたことも考えられる。
飛行場建設のための施設の玉突き移転の結果だろう。

国道側からキャンプシュワブを見下ろすと、新たなゲート周辺の造成が終了して芝生におおわれている。その少し海側の土地ではまだ造成工事が進行中で、 赤土を覆うブルーシートや重機が基地の外から見える。

(RIMPEACE編集部)(2014.6.8 撮影)


海から見た国道近くの工事現場


国道側から見た工事現場。国道に隣接する区画は芝生の植え付けが終っている


2014-6-9|HOME|