ペリリュー、ホワイトビーチで物資積み込み継続


ペリリューが停泊中の海軍桟橋に、トラックで物資が集められている


ペリリューの後部甲板に吊り上げられた物資が並んでいる

寄港翌日の9月20日、強襲揚陸艦ペリリューに箱詰めされた貨物類が運び込まれた。作業は夕方まで続いている。

艦尾に近い場所にワイヤで固定されているハリアーが1機だけいる。揚陸演習にハリアーが分遣隊単位で参加することはあっても、1機だけということは考えられない。ペリリューから降ろす のならば、1機だけ積まれていたオスプレイ同様、ホワイトビーチ寄港前に陸上の基地に飛ばすはずだ。残りのハリアーは嘉手納から爆撃訓練に飛び立ち、改良ナパーム弾を落としたりして いる。
今回のPHIBLEX演習でハリアーに出番があるなら、ペリリューがホワイトビーチを離れてから、嘉手納からハリアーが飛来して今いるハリアーの横に並ぶことになる。

不思議なのは、ペリリュー揚陸群を構成するもう1隻の揚陸艦ジャーマンタウンが佐世保に戻っていることだ。これまでは2隻や3隻の揚陸艦が並んで、出撃前の物資や車両の積み込みが延々と 続いていた。今回、ジャーマンタウンは戦闘群に戻ってくるのか、それともペリリューが1隻だけでフィリピンに出かけるのか。
例外づくめのホワイトビーチの出港準備の動きだ。

(RIMPEACE編集部)(2014.9.20 世嘉良 学 撮影)


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