音響測定艦ビクトリアス、ホワイトビーチ寄港


ホワイトビーチの陸軍桟橋に停泊中の音響測定艦ビクトリアス(T-AGOS 19)


「そうりゅう」級潜水艦の停泊している海軍桟橋の反対側に、10日夜は強襲揚陸艦ペリリューがいた

12月11日夕方、ホワイトビーチの陸軍桟橋に音響測定艦ビクトリアスが入港しているのが確認された。

ビクトリアスは11月12日から12月2日まで佐世保基地にいた。2日に出港して、ホワイトビーチに寄港したが、このケースは音響測定艦に最近多い。任務航海の間の長い休みを経て 再びパトロールに出かける音響測定艦は、前線基地のホワイトビーチに数日寄港したあと東シナ海や南シナ海に向かう。

ビクトリアスが佐世保を出港した1週間後に、音響測定艦エイブルも停泊していた佐世保を出た。横須賀に月初に寄港していたロイヤルも含めて、現時点で音響測定艦の準母港の佐世保基地 から、全部の音響測定艦が出払っている。

この前日の10日18時ころ、強襲揚陸艦ペリリューがホワイトビーチに寄港していたが、11日夕方までに出港した。ペリリューは11月25日から29日に佐世保港の錨地で物資を降ろして いる。またその時飛行甲板にはMH60が2機いただけだ。
29日に佐世保を出た後、ペリリューは12月3日前後には奄美大島の南西にいた。この航海が終われば退役する予定のペリリューが沖縄近海にいて、ホワイトビーチにも寄港するのはなぜだ ろうか?

(RIMPEACE編集部)(2014.12.11 世嘉良 学 撮影)


2014-12-11|HOME|