座礁貨物船と同型艦、WBからブサンへ


ホワイトビーチに寄港した事前集積艦ユージンAオブレゴン。コサック級の2番艦


ホワイトビーチの沖合に泊まるマティ・コーサック。船体が浮いている

1月22日にで座礁した米海軍の貨物船マティ・コーサックは、ホワイトビーチ(WB)に2月3日に移動、積んでいた車両、ヘリなどを降ろした。3月1日時点で、降ろしたへりはWBの集積場にまと められていた。
いったん岸壁から離れて沖合で投錨したマティ・コーサックの船体は浮き上がっていた。

マティ・コーサックと交代で海軍桟橋に接岸したのは、同型艦のユージンAオブレゴン。上部甲板は空になっていた。
この船は5日朝、韓国ブサンに到着している。WB・ブサンの間を2日で走るとすれば、WB出港は3月3日朝となる。5日の写真ではWBの陸上にブラックホークやチヌークの姿が見えない。
おそらく2日間で、マティ・コーサックが韓国から積んできたコブラ・ゴールド演習のための器材をユージンAオブレゴンに積み込んで、この船がマティ・コーサックに代わって韓国に持って行っ たと考えられる。

(RIMPEACE編集部)(2015.3.1 伊舎堂 達也 撮影)


WBの集積場に集められたブラックホーク9機とチヌーク2機。座礁船から降ろしたヘリだ


ヘリとは別の場所に集められたタンクローリーやトラックなどの軍用車両。これも座礁船から降ろしたもの


座礁船から降ろした155ミリりゅう弾砲が少なくとも3門、ヘリの隣に並んでいる


2015-3-5|HOME|