座礁貨物船再びWB岸壁に。集積場に車両群


沖合停泊からホワイトビーチの海軍桟橋に戻ってきた事前集積艦マティ・コーサック


集積場に並ぶハンビーたち

強襲揚陸艦ボノム・リシャールが4日間停泊、その後音響測定艦ロイヤルも停泊していたホワイトビーチの海軍桟橋に、沖合で待機していた事前集積艦マティ・コーサックが戻ってきた。 ロイヤルが出港した3月9日以降の入港だ。

ホワイトビーチの集積場のいたるところにハンビーを主とする車両とコンテナが並べられている。揚陸艦隊の積み込む物資が艦内に収まり、艦隊が出港した後に「湧いてきた」ものだ。
事前集積艦から出てきたとみて間違いないだろう。

コンテナの記号から、これらの車両や物資は海兵隊のものとみられる。事前集積艦の艦内には、まだまだ海兵隊が使用する車両などが入っているのではないか。
全部ホワイトビーチに降ろしてから、船底の点検・修理に向かうものとみられる。

上甲板などを空けて、タイでの合同演習に使用するヘリや車両を積み込んできたコーサックだが、事前集積の物資がホワイトビーチで「宙に浮く」ことになりそうだ。この物資を、同級の 事前集積艦ユージンAオブレゴンが一時引き受ける、ということもあるのではないか。

ホワイトビーチでマティ・コーサックから降ろされた在韓米軍のへりなどを釜山に運んだユージンAオブレゴンは、まだプサン沖で待機している。

(RIMPEACE編集部)(2015.3.11 世嘉良 学 撮影)



メインの集積場にも、艦隊病院倉庫の後ろにも海兵隊のコンテナや車両が並ぶ


2015-3-12|HOME|