バーモント州空軍F16、嘉手納に飛来


オーバーヘッド・アプローチで嘉手納基地上空で旋回するバーモント州空軍所属のF−16C


嘉手納基地に着陸したF−16C。垂直尾翼にVERMONTと記されている

5月16日午後、2波に分かれてバーモント州空軍F16Cが嘉手納基地に飛来した。10機飛来の予定だが、16日16時の段階では7機が到着している。

沖縄の基地負担軽減のためと言って、戦闘機などの訓練の本土への移転を進める日米政府だが、一方で、岩国基地から十数機のホーネットが大挙して嘉手納に展開したり、今回の米本国 からの部隊の展開が行われたり、負担軽減に逆行する動きばかりが目立つ。

なぜ、州空軍(Air National Guard, ANG)が沖縄にやってきて訓練をするのか? そんな疑問には答えずに、爆音を嘉手納周辺の住民にまき散らすことになる。

今回のF16の沖縄までの飛行をエスコートしたのは、バーモント州の東隣のニュー・ハンプシャー州ANGのKC−135空中給油機で、最初の4機のF16が着陸した後、嘉手納 基地に着陸した。

(RIMPEACE編集部)(2015.6.16 撮影)


バーモント州空軍F16の嘉手納展開を支援したニュー・ハンプシャー州空軍のKC−135空中給油機


嘉手納の外来機駐機場に並ぶ7機のバーモント州空軍F16C


2015-6-17|HOME|