陸軍揚陸艇、ホワイトビーチで弾薬積み込みか?


ホワイトビーチの海軍桟橋でコンテナが陸軍揚陸艇ハーパーズ・フェリーに積み込まれた。黄色いひし形のマークがついている


積み込み作業が終わり、クレーン車がアームをたたむ。この後、数十分で出港したもよう

8月17日朝、ホワイトビーチの陸軍桟橋に泊まっていた陸軍揚陸艇ハーパーズ・フェリー(LCU 2022)が海軍桟橋に移動した。そして、クレーン車を使ってコンテナがハーパーズ・ フェリーに積み込まれた。
コンテナの色、黄色いマークは、広弾薬庫で陸揚げされた弾薬コンテナとそっくりだった。

ホワイトビーチで、これまで弾薬の積み込みが行われたなんて聞いたことがない。弾薬を保管する場所も無いはずだ。
しかし、この揚陸艇は広弾薬庫を8月1日に出て、ホワイトビーチに3日に寄港している。一時的に弾薬を下ろしていたのを再び積み込んだ可能性はある。

ハーパーズ・フェリーは、コンテナを積み込んで1時間以内に出港した。8月13日に一足先に出た揚陸艇コアモ(LCU 2014)が17日にスービックに着いている。ハーパーズ・フェリー も弾薬を積んでフィリピンに向かった可能性が強い。

コンテナの積み込みが終わって、桟橋にいた兵士たちが引き上げる際に、ホワイトビーチの海軍桟橋の入口のポールから、大きな赤い旗が外された。危険物の取扱いが終わったことを示 すものだろう。

(RIMPEACE編集部)(2015.8.17 撮影)


海軍桟橋の入口に掲げられていた赤旗が下ろされた。


2015-8-18|HOME|