横須賀の駆逐艦、ホワイトビーチに現れる
ホワイトビーチの海軍桟橋に停泊するフィッツジェラルド(DDG 62)
ホワイトビーチで補給中の駆逐艦フィッツジェラルド(右)。左は護衛艦「ありあけ」(DD 109)
10月19日に駆逐艦フィッツジェラルドがホワイトビーチに停泊しているのが確認された。前日午後にはいなかったから、19日朝に入港したとみられる。
フィッツジェラルドは15日に横須賀を出港した。空母ロナルド・レーガン(RR)の出港と同じ日だが、空母と行動を共にしてはいなかったようだ。
RRは相模湾での観艦式に(たまたま!)近くを通過、安倍首相が海自のヘリで空母に降り立った。そのころフィッツジェラルドは沖縄近海にいたとみられる。
空母に合流して韓国に向かう可能性も無くはないが、空母に随伴する可能性が大きいのは、やはり同日横須賀を出た巡洋艦チャンセラーズビル、駆逐艦マスティン、
佐世保に寄港中のカーティス・ウィルバーなどゴロゴロいる。
フィッツジェラルドは南シナ海のパトロールに向かうためにホワイトビーチで補給を行ったのではないか。
この日、ホワイトビーチには米軍の音響測定艦エフェクティブ(T-AGOS 21)が陸軍桟橋に停泊していた。10月11日からホワイトビーチに寄港中で、その前は月初めに
フィリピン・スービックにいた。
ホワイトビーチは南シナ海での米海軍の活動に備える前進基地となっている。
(RIMPEACE編集部)(2015.10.19 撮影)
19日のホワイトビーチ。右側の陸軍桟橋には音響測定艦エフェクティブ。沖合に海自海洋調査船「しょうなん」(AGS 5106)
2015-10-20|HOME|