急上昇を繰り返す嘉手納のF15



嘉手納基地に着陸する直前に急激に上昇して周回パターンに入るF15戦闘機

嘉手納基地のF15戦闘機の飛行が激しい。エンジンをかけたまま給油を行うホットピットも行われているし、着陸時にローパスから急上昇して周回パターンに入り、着陸をやりなおす ことも立て続けに行われている。

海軍艦載機が行うタッチアンドゴーと同等以上の急上昇に伴う爆音が発生するこのパターンをクローズド・パターンという。
風向きにかかわらず滑走路の南東側に急上昇するので、戦闘機の排気口が基地のすぐ外の住宅地に向き、騒音は耐えきれないレベルに達する。

こんな急上昇を伴う着陸やり直しをおこなわず、まっすぐに徐々に下りてくれば、基地周辺の騒音が軽減されることは間違いない。
沖縄の基地で、せめてクローズド・パターンを禁止することもできないのだろうか?

(RIMPEACE編集部)(2015.10.21 撮影)


着陸する代わりに超低空で滑走路上を駆け抜けるF15


滑走路の半ばまでローパスで来て、急上昇するF15戦闘機。爆音が特にはげしい


2015-10-22|HOME|