カヌー隊、ボーリング調査止める



何重もの警備を突破して、ボーリングのパイプにしがみつくカヌー隊員。作業員が見下ろしたままで、作業がストップした。

新基地建設に向けた大浦湾でのボーリング調査が行われている。この調査を、ヘリ基地に反対する海上行動部隊、辺野古ブルーが短時間ながら止めた。

12月14日午後一時過ぎ、カヌー隊は海上に張られたフェンス内に次々に入っていった。全部で8隻のカヌーが、唯一調査が進行中の海中の櫓をめざした。
何隻かが海保に確保される中、カヌー隊の一隻が櫓の網を潜り抜けた。カヌー隊員が海底に刺さっているボーリングのパイプにしがみつき、作業は止まった。

非暴力で基地建設を絶対に阻止するという、辺野古の戦いの象徴的な行動だった。

(RIMPEACE編集部)(2015.12.14 撮影)


沖縄防衛局の妨害をすり抜け、フェンス内に突入したカヌー隊


カヌー隊全員がフェンスの中に入り、ボーリング作業中の櫓を目指す


2015-12-15|HOME|