沖縄近海に空母がいるときの嘉手納基地


外来機の駐機場所に並ぶ、空母ステニス艦載の連絡機C2(左23番、右21番)


嘉手納を離陸して空母に向かうC2(21番)

3月6日の嘉手納基地に、空母ジョン・C・ステニスに載っている空母連絡機C2が2機飛来していた。空母が沖縄近海を航行しているとき、C2が嘉手納基地に飛来し、また空母に向けて飛び立つ。人員輸送や郵便物を空母に届けるのが主な仕事だ。航空機のエンジンのような「大物」を空母に運ぶこともある。

この日の嘉手納基地には、空母艦載の輸送・連絡へりも飛来していた。テールコードはNG、ジョン・C・ステニスに載っている第9空母航空団(CVW−9)のコードだ。ヘリでも往復できる距離にステニスがいることを示している。

ステニスは3月1日から南シナ海に入っていた。6日に台湾とフィリピンの間のルソン海峡を抜けてフィリピン海に戻ってきた。6日は沖縄本島に近いところにいたのだ。

ステニス艦載の2機のC2は、翌7日も嘉手納から空母に飛ぶのがウォッチされている。

(RIMPEACE編集部)(2016.3.6 伊舎堂 達也 撮影)


対潜哨戒機P8の列線の奥に駐機するステニス艦載MH60ヘリ


2016-3-10|HOME|