中型タンカー、横須賀から天願沖に到着


天願桟橋の沖に停泊して送油中のタンカー・SLNCパックス(2016.4.10 17:45 撮影)

中型タンカー・SLNCパックスは横須賀を出た4日後に沖縄・天願桟橋沖に到着した。この場所には燃料を受けるポイントがあり、海底のパイプラインで陸軍貯油施設のタンクファー ムにつながっている。さらに地下のパイプラインを通って、燃料が米軍基地に届けられる。

4月10日昼前に天願桟橋沖に到着したSLNCパックスは、受油口のそばに投錨し、タグボートが2か所のブイとタンカーの間にロープを張り、タンカーを固定した。タンカーの クレーンを使ってホースが受油口に接続され、タンカーからの送油が開始された。

到着から24時間後には送油は完了し、浮き上がった艦首に錨を引き上げ、SLNCパックスは天願桟橋沖のポイントから離れた。タンカー一杯分の燃料が横須賀・吾妻島の燃料貯蔵 施設から沖縄の米軍基地向けに運ばれた。

(RIMPEACE編集部)


横須賀から到着したばかりのSLNCパックス。タグボートが出てブイにつなぐ作業中(2016.4.10 12:30 撮影)


翌日、送油作業を終えて出航前のタンカー。船の前部が到着時より浮き上がっている(2016.4.11 撮影)


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