オスプレイ、飛行中に異音


13日ローパス1回目のオスプレイ(虎/07)


ローパス3回目のオスプレイ(虎/07)。嘉数高台直上通過


ローパス4回目のオスプレイ(虎/07)。嘉数高台直上通過(2016.4.13 撮影)

普天間基地や嘉手納基地の周辺を飛び回っているオスプレイのうちの一機が、これまで聞いたことが無い音を飛行中に発している。自転車の車輪が車体のどこかにこす れて出すようなシャッシャッシャッという音が、頭上を通過するときに特に大きく聞こえる。

4月13日午後3時前に普天間基地を離陸したオスプレイ(虎/07)が、30分後に普天間に戻り、15分前後の間隔で4回ローパスを繰り返し、その後嘉手納に向かい、やはりローパス を繰り返した。その時、嘉数高台の真上を低く飛ぶが、そのたびにシャッシャッシャッという音が響く。また嘉手納でも同じ異音が聞かれている。

その前日の12日、嘉手納の道の駅の真上を飛んだオスプレイも同じ音をたてていた。普天間から離陸した同じ機体(虎/07)だった。
普天間でも嘉手納でも、居合わせた人たちが異口同音にあれは変な音だ、と言っていた。

13日に別の機体(竜/07)が普天間で飛行したときには、嘉数高台の上を通過する際に異音は聞こえなかった。また14日オスプレイが嘉手納でもローパスを繰り返していたが、 これは別の機体(虎/02)で、異音は聞こえなかった。
飛べば必ず異音を発する虎/07の機体が、異常を抱えている可能性が強い。

(RIMPEACE編集部)


普天間基地に着陸するオスプレイ(竜/07)(4.13 撮影)


嘉手納基地でローパス訓練を繰り返すオスプレイ(虎/02)(4.14 撮影)


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