高速輸送艦フォールリバー、那覇軍港寄港


那覇軍港に停泊中の2隻の高速輸送艦。手前がフォール・リバー、奥はウェストパック・エクスプレス(2016.6.5 読者撮影)

米海軍が運用するスピアヘッド級高速輸送艦の4番艦、フォール・リバー(T-EPF 4)が那覇軍港に入港、常連のウェストパック・エクスプレスの横に停泊している。

同級の3番艦ミリノケットはこの3月から4月にかけて2回那覇軍港に来ているが、4番艦フォール・リバーはおそらく「本邦初寄港」ではないか。
フォール・リバーは6月3日にパールハーバーから那覇軍港に来た。奥のふ頭には、ウェストパック・エクスプレスが停泊中で、高速輸送艦2隻の「そろい踏み」となった。

高速輸送艦は米海軍が機動力を上げるために取得している。しばしば那覇軍港に現れるようになったのは、沖縄本島以南の海域で、高速輸送艦が兵士や物資の輸送の主力になりつつあるからでは ないか?

沖縄海兵隊の輸送任務に走り回っているウェストパック・エクスプレスは、6日に那覇軍港を出てホワイトビーチに給油のために数時間立ち寄った後、横浜ノースドックに向かって航行中だ。
フォール・リバーはもう少し那覇軍港に残る態勢だ。

(RIMPEACE編集部)



那覇軍港に停泊するフォール・リバー(6.5 伊舎堂達也 撮影)


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