陸軍LSV、名古屋からホワイトビーチへ


ホワイトビーチの海軍岸壁に寄港した米陸軍兵站支援艦(LSV)ハロルドCクリンガー


ホワイトビーチの埠頭全景。向って左、海軍埠頭の先端東側に陸軍艦船が2隻集まっている

9月8日昼前に、陸軍兵站支援艦ハロルドCクリンガー(LCV 2)がホワイトビーチ(WB)に入港した。クリンガーは饗庭野演習場での陸の日米合同演習のために、陸軍の車両などをハワイから 運んできた。名古屋港で車両などを降ろした後、横浜に向かうという予想に反して沖縄に向かった。

クリンガーがWBに着く前日の7日夜、那覇軍港から陸軍大型揚陸艇(LCU)ハーパーズフェリーがWBの海軍岸壁に接岸した。そしてクリンガーの到着前に場所を譲って沖合に出て、 クリンガーの接岸後にその横に接舷した。
偶然WBで一緒になったのではなく、この2隻が何か揚陸作戦にかかわる訓練をWBで行うとみていいだろう。

饗庭野の演習が終わるまで待機するクリンガーが、WBに残るのか、当初の予定通り横浜に向うのかは不明だ。

(RIMPEACE編集部)(2016.9.10 世嘉良 学 撮影)


LSVクリンガーの舷側に那覇から来たLCUハーパーズフェリーがついている。LSVの大きさが目立つ


2016-9-10|HOME|