電子偵察機が集結した嘉手納基地


嘉手納基地を離陸するミサイル監視機RC135S(61-2663)


駐機場に並ぶ偵察機のうちの一機、電子情報偵察機RC135V(64-14843)

嘉手納基地に米空軍の大型ジェット偵察機が集結している。北朝鮮のミサイル発射に対応する機体が、ミサイル監視機RC135Sコブラボール、RC135Uコンバット・セント だ。赤外線センサーを積み、発射されたミサイルを空中でとらえ解析する。

地上の車両の動きなどを見る側視レーダーを胴体下に装備するE8ジョイントスター、漏れ出てくる微小な電磁波を捉え、方向・頻度などを解析するRC135Vリベット・ジョイント、 大気中の放射性物質を捉え、核実験が直近で行われたことの物証を収集するWC135コンスタント・フェニックスが一堂に会している。

これだけの航空機を動員しての情報収集のベクトルは、北朝鮮に向かっている、と見られる。

(RIMPEACE編集部)(2016.10.16 伊舎堂達也 撮影)


駐機する左からRC135U(64-14847)、RC135V (64-14842)、RC135V (64-14843)


ハンガー前の2機の白い機体は左がRC135S、右がWC135C(62-3582)


2016-10-22|HOME|