いまだに残骸が出てくるオスプレイ墜落の海岸



墜落したオスプレイのエンジンナセルの一部。12日に海中から引き揚げられた

オスプレイが12月13日に墜落した安部地区での講演会に出るために、2月13日に会場の安部地区会館に出かけた。着くやいなや声をかけられて、歩いて20秒ほ どの海岸に案内された。砂浜に前日引き揚げられたオスプレイのエンジンの一部が転がっていた。引き揚げたボランティアの人たちが防衛局に連絡して、とりに来る直前のことだった。

墜落して二月後、米軍が海中まで探し回った後も、まだこんなに大きな残骸が出てくる。壊れ方は、墜落時の衝撃の大きさを物語っている。まだまだ海中に、小さなものがたくさん沈ん でいる、と安部地区の人の話だ。

引き上げているボランティアの人に、作業で怪我をしないのか尋ねると、何度も腕を切ったという答え。航空機に使われている炭素繊維が体内に入ったときの影響はアスベスト以上では ないのだろうか? 米軍が完全に海をきれいにするまで機体の回収をするのが当たり前なのだが。

(RIMPEACE編集部)(2017.2.13 撮影)


墜落したオスプレイの残骸についていたプレート。ラジエーターが丸ごと出てきた


安部の砂浜から望む墜落現場の岬付近。


2017-2-14|HOME|