新型軽量バギー、沖縄海兵隊に配備か



キャンプ・シュワブの砂浜でUTVを運転する海兵隊員

4月6日午後、辺野古のテントに常駐するカメラマン山本英夫さんは、キャンプ・シュワブの浜で車両のライトが移動しているのをテントから見つけた。ノーベース・ギャラリーが展開する シュワブの浜のフェンスまで行くと、基地内の砂浜を、見たこともない車両が走っていた。

山本さんが撮影したのは、2月から海兵隊への配備が始まったUTV(Utility Task Vehicle)全地形対応車の操縦訓練をする沖縄海兵隊だった。新型UTVは軽量小型で、4人の兵士 もしくは1500ポンドの荷を運べる。またオスプレイやCH53Eヘリの機内に積んで運搬できるとのことだ。

この車両は海兵隊の一部の歩兵部隊に配備が始まり、MEFTとMEFUの部隊には2月に、MEFVの部隊には3月・4月に配備が始まる(marine.mil News より)
キャンプ・シュワブに来た新型UTVは、最近本国から送られてきたようだ。米西海岸の基地と極東の米軍基地を巡回している自動車運搬船グリーン・レイクが、3月28日に那覇軍港 に寄港している。
シュワブに現れた新型UTVは、この船で運ばれてきた可能性が強い。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2017.4.6 山本 英夫 撮影)

[海兵隊情報]
OFF-ROAD, EXPEDITIONARY ALL-TERRAIN VEHICLES ON THEIR WAY TO INFANTRY MARINES(2017.2.9 MARINES NEWS)



シュワブの浜に並んだ十数両のUTV軽量全地形対応車


このページの写真は、撮影者山本英夫さんの了解を得て、ヤマヒデの沖縄だよりより転載しました。
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2017-4-9|HOME|