LCU2隻、広弾薬庫から沖縄に戻る
那覇軍港船溜りに戻ってきた陸軍LCUカラボザ(LCU 2009) (17.6.11 伊舎堂 達也 撮影)
フィリピンに出かけ、続いて広弾薬庫に出かけていた2隻の米陸軍大型揚陸艇が沖縄の軍港に分散帰港した。
LCUカラボザは6月7日に広弾薬庫の岸壁を出て那覇軍港に直行した。10日に軍港の船溜りに接岸した。この呉から那覇への移動では荷物は積んでいなかったようだ。
17日現在、カラボザは那覇軍港に停泊したままだ。
ホワイトビーチ陸軍岸壁に停泊するLCUブロードラン(LCU 2007)。海軍岸壁にいるのは海自「はたかぜ」 (17.6.11 伊舎堂 達也 撮影)
LCUブロードランは6月6日に広弾薬庫の岸壁を出た。弾薬コンテナーを多数積んでいるのが確認されていたが、ホワイトビーチに直行、8日に寄港した。
弾薬コンテナを陸揚げして陸軍岸壁に停泊していたが、ホワイトビーチのスベリのある船溜りに17日現在移動している。
ブロードランが輸送した弾薬コンテナは、広弾薬庫に野積みされている。今回の輸送が中身も入ったものだったかどうかは不明だ。
ただ、沖縄の弾薬庫と広弾薬庫の間で弾薬などの移動が行われていること、横浜ノースドックでの備蓄機材から実働の輸送船となった陸軍LCUがかかわっていることは、
今回のLCUの沖縄・呉往復の動きの中からも浮かび上がってくる。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
広弾薬庫の岸壁で弾薬コンテナを積んで待機するブロードランと、岸壁の奥に積み上げられた弾薬コンテナの群れ (17.6.6 ピースリンク広島・呉・岩国 撮影)
2017-6-17|HOME|