ホワイトビーチに音響測定艦連続寄港


ホワイトビーチの陸軍桟橋に停泊中の音響測定艦エイブル。(2017.7.16 伊舎堂 達也 撮影)


一週間前には音響測定艦インペッカブルがホワイトビーチに停泊していた。艦首の艦番号23がロービジ化している(17.7.9 伊舎堂 達也 撮影)

音響測定艦の沖縄・ホワイトビーチ寄港が続いている。

7月7日から10日まで、音響測定艦インペッカブル(T-AGOS 23)がホワイトビーチに寄港した。インペッカブルは6月8日から24日まで佐世保に滞在していた。
比較的長く佐世保に寄港し、その後沖縄付近に進出して、作戦行動の合間に沖縄で休みをとるパターンにあてはまる。

続いて7月14日から18日まで、音響測定艦エイブル(T-AGOS 20)が同じ岸壁に寄港した。エイブルは5月末から約一週間佐世保に停泊していたが、一か月半ぶりに姿を見せた。 ホワイトビーチの寄港日数はインペッカブルより1日長い5日だった。

潜水艦の動きを曳航ソナーで追うのが任務の音響測定艦の行動海域は、中国の原潜の行動海域に重なるのだろう。
沖縄はその海域に近いから、音響測定艦も寄港を繰り返す。これまで那覇軍港に寄港したこともあったが、2015年春以降は音響測定艦が那覇軍港に入港したのを聞いたことがない。 ホワイトビーチが機密保持や燃料補給に勝っているためではないか?

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2017-7-18|HOME|