横浜から戻ったLCU、沖縄拠点の活動再開
大型のタンクローリーも待機する、那覇軍港の国道58号線際の荷揚げスペース近くに停泊する陸軍LCUカラボザ
高速輸送艦ウェストパックエクスプレスのすぐ隣にLCUが停泊するのは稀だ(17.8.3 読者 撮影)
6月末から7月上旬にかけて、米陸軍LCUカラボザ(LCU 2009)とブロードラン(LCU 2007)が横浜ノースドックに里帰りしていた。2002年からLCUを含む陸軍開港セットがノース
ドックに保管された時、はじめは備蓄のためのもので、動いたりはしないというのが米軍側の説明だった。
それが本当なら、LCUが沖縄を中心に走り回るはずもない。カラボザとブロードランはいったん横浜に行った後ホワイトビーチに戻り、カラボザは那覇軍港に来て、高速輸送艦の隣に
待機している。
一方、ブロードランはホワイトビーチを出て南下したが、本島の南端をまわりこんで那覇軍港に向かうコースを取らなかった。フィリピン方面に向かったとみられる。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
7月中旬に相次いで横浜ノースドックからホワイトビーチに到着したLCUカラボザ(上)とブロードラン(下)(2017.7.30 伊舎堂 達也 撮影)
2017-8-6|HOME|