海兵隊新型バギー、那覇軍港で高速輸送艦に積み込み待ちか
那覇軍港に停泊する高速輸送艦グアムの近くに置かれている3台のバギー
1月2日、国道58号線と金網を挟んで広がる那覇軍港に、海兵隊がシュワブで訓練している新型バギーのうちの3台が並んでいた。年末から置いてあるバギーやホースの前には、
ウェストパック・エクスプレスと交代で沖縄海兵隊の支援任務についた高速輸送艦グアムがやはり年末から停泊している。
グアムは12月21日に横浜ノースドックに寄港した。グアムが翌朝出港した後のノースドックには、コンテナやハンビーとともに新型バギーが2台残されていた。沖縄から運ばれ
てきたこの2台のバギーなどの車両や物資は、23日にはノースドックからキャンプ富士に移動したとみられる。
ノースドックから浦項に行き12月24日に那覇に戻ってきたグアムの停泊する埠頭の近くに置かれた3台のバギーは、横浜ノースドックで目撃されたものとは別のものだ。
近いうちにグアムで運び出されるものとみられるが、海兵隊の各地での演習に新型バギーが持って行かれている。不整地や砂漠での連絡・輸送任務につくバギーを連れての訓練が
相次ぐのは、沖縄海兵隊がそのような地形に囲まれた地域で任務遂行を予定されている、ということなのかもしれない。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2018.1.2 読者 撮影)
巻き取られたホースも、グアムの後ろに並んでいる
2018-1-3|HOME|