F35の脅威 18年3月13日の辺野古から
辺野古沖を西に向かう補給艦シーザー・シャベズ。8時。天願桟橋にむかった
朝一番、辺野古沖を大型補給艦が通過した。11日に佐世保を出た貨物弾薬補給艦だ。天願桟橋に半日いて、オーストラリアに向った。
13時頃から14時頃にかけて、F35と思しき轟音が当たりに飛び散った。丁度3名で辺野古の浜テントでお話中、この音が時々会話を遮ってくれた。思い切って外に出てもなかなか
見えない。天頂部や西側だと上空に雲がなくても機影を捕まえるのは難しい。一瞬の機影を追いかける。
13時30分、33分、54分撮影
上下左右を縦横無尽。機影と音から判断して2機での戦技訓練だろう。ここは沖縄であり、人々が住んでいるド真ん中での訓練だと彼らは自覚していないのだろう。
それは高度に発達した電子情報にサポートされた飛行だから、益々なのかもしれない。であればこそ、人間の暮らしの場の上での訓練は即刻やめるべきだ。余りにも危険だ。
因みに時速1000キロとして、1分で16キロ余りを飛ぶ。半径10キロの範囲だとすると、名護市、宜野座村、恩納村、金武町辺りまでこの音が飛び散っているはずだ。
3月15日、私は名護市の西海岸付近の自宅(辺野古まで直線距離で7,8キロ)にいたが、ほぼ同様なレベルの轟音が轟いていた。
山本英夫(フォトグラファー/名護市在住)(3月13日 山本英夫 撮影)
編集部より
『ヤマヒデの沖縄便り-U』
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2018-3-16|HOME|