ホワイトビーチに並ぶワスプ、グリーン・ベイ、ロイヤル、アシュランド

強襲揚陸艦ワスプなど、ホワイトビーチ入港


ホワイトビーチ海軍桟橋に接岸する強襲揚陸艦ワスプ(左)とドック型輸送揚陸艦グリーン・ベイ。後方沖合は事前集積艦ピリロー


同陸軍桟橋に停泊する音響測定艦ロイヤル(左)とドック型揚陸艦アシュランド。後方沖合は海自潜水艦

強襲揚陸艦ワスプ(LHD 1)が3月15日にホワイトビーチに寄港した。14日に沖合で待機していたドック型揚陸艦アシュランド(LSD 48)も15日にホワイトビーチに接岸した。

16日にはドック型輸送揚陸艦グリーン・ベイ(LPD 20)もホワイトビーチに入港、ワスプ揚陸艦隊を構成する揚陸艦3隻がホワイトビーチに揃った。
ワスプは3月5日に佐世保を出港、沖縄近海などで訓練をおこなっていた。アシュランドは13日に、グリーン・ベイは14日に佐世保を出てホワイトビーチに直行した。


ワスプの飛行甲板後部にF35Bが並んでいる

ワスプには、これまでハリアーが並んでいた場所に、最新鋭のF35BライトニングUがひしめいている。嘉手納に展開している空軍使用のA型ではなく、岩国に展開しているVSTOL 海兵隊仕様のB型だ。垂直尾翼にVKのコード。VMFA−121所属機だ。

F35Bのほかに、普天間のオスプレイ、CH53E、ワスプ直属のMH−60ヘリなどが載っている。
ワスプ揚陸艦隊はホワイトビーチで海兵隊の車両、武器、機材と兵士を積み込み、出航後、海軍・海兵隊の統合訓練を行うものとみられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2018.3.17 世嘉良 学 撮影)


ホワイトビーチの貨物集積場。医療倉庫の手前に置かれていた155ミリりゅう弾砲は、すでに積み込まれたと思われる。


2018-3-18|HOME|