深海作業支援船、那覇軍港で待機中


15日の入港以来、那覇軍港のふ頭から動かない深海作業支援船ファン・ゴッホ。


ファン・ゴッホの甲板に据え付けられた150トンクレーン。半径15メートルで150トン、同35メートルで30トンなどの荷重制限が記されている

4月15日に那覇軍港に寄港した深海作業支援船ファン・ゴッホは、それ以降ふ頭に停泊したままクレーンの曲げ伸ばしなどをしている。

この船の装備は、深海作業を支援し、深海から重量物を引き上げるためのもので、水没した空自のF35Aを広範囲に探すにはマッチしない。航行しながら海底をスキャンして、海底の凹凸を調べる のには、海洋調査船(測量艦)が適しているだろう。

西太平洋を活動の範囲としてきて、ときおり佐世保などに寄港するボーディッチやヘンソンなどの測量艦が、墜落した海域でソナーを働かせている可能性が強い。
1500メートルの海底にF35Aが見つかったら、そこからがファン・ゴッホの出番だろう。

ファン・ゴッホの甲板には、SUPSALVと書かれた白いコンテナが置かれている。SUPSALVは、NAVY SEA SYSTEM COMMANDに属する組織で、サルベージと潜水 作業を管理監督する(Supervisor of Salvage and Diving)。

チャーターした船に海軍兵士が乗り込み、引き揚げ作業の指揮を執る形となる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2019.4.21 伊舎堂 達也 撮影)


150トンクレーンを動かすファン・ゴッホ


2019-4-22|HOME|