ワスプ揚陸艦隊、ホワイトビーチに寄港


ホワイトビーチの海軍桟橋に停泊する(左)ワスプ、(右)グリーン・ベイ


手前のグリーン・ベイには攻撃ヘリが3機、後ろのワスプには汎用ヘリが載っている

オーストラリアで米豪合同演習タリスマン・セイバーに参加したワスプ揚陸艦隊が戻ってきて、沖縄・ホワイトビーチに寄港した。
佐世保に前方配備されている強襲揚陸艦ワスプ(LHD 1)、ドック型輸送揚陸艦グリーン・ベイ(LPD 20)、ドック型揚陸艦アシュランド(LSD 48)の3隻が8月13日にホワイ トビーチに入港した。
この3隻はそれぞれブリスベーン、ケアンズ、タウンズビルに演習終了後に寄港、7月末に出航して沖縄に向かっていた。

アッシュビルだけが14日午前中にホワイトビーチを離れたが、ワスプとグリーン・ベイはホワイトビーチに滞在している。
ワスプの艦上には艦所属の汎用ヘリMH60の姿が見える。このヘリは佐世保近くまでワスプに載せていき、入港直前に岩国に飛ばすことになるだろう。
一方、グリーン・ベイの後部甲板には3機の攻撃ヘリAH1コブラがのったままだ。通常は沖縄に戻る直前にヘリは普天間に飛ばすが、この3機だけがグリーン・ベイに残っているのは、グリーン ・ベイ一艦だけが別の任務につく可能性もあることを示している。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.8.14 世嘉良 学 撮影)


オーストラリアの演習帰りとみられる海兵隊の車両群が、ホワイトビーチに陸揚げされた


2019-8-14|HOME|