那覇軍港に高速輸送艦2隻


那覇軍港に停泊中の高速輸送艦ブランズヴィック。手前はグアム


真横からのブランズヴィック。グアムとは似ているようで違いが多い(19.8.22 読者 撮影)

那覇軍港を定係港としている高速輸送艦グアムが、7月1日以来1か月半以上那覇から姿を消していた。その期間中グアムは、ポハンに2回行っただけで、横浜NDにずっと停泊していた。

艦内の工事が終わったのだろうか、8月18日にノースドックを出た高速輸送艦は19日に那覇軍港に現れた。22日には海兵隊の機材を載せてポハンに向かったが、ポハンを出ると横浜に向かって いる。

8月21日、よく似た塗装の高速輸送艦ブランズヴィックがスービックから那覇軍港にやってきた。ブランズヴィックは2018年2月以来の那覇寄港だ。2018年8月に横須賀と佐世保を訪れ ているが、それ以来、私たちの監視の網にはかかってこなかった。

ブランズヴィックは、沖縄から南の海で、東南アジアにかかわる軍事輸送に今後かかわっていくのだろうか?

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


久しぶりに那覇軍港の定位置に停泊する高速輸送艦グアム。積み込みを待つ車両などが国道沿いのフェンスの近くに並んでいる(19.8.20 読者 撮影)


グアムは、那覇軍港を留守にしていた一か月半のあいだ、ほとんど横浜ノースドックに停泊していた(19.8.14 頼 撮影)


2019-8-24|HOME|