強襲揚陸艦アメリカ、ホワイトビーチに寄港



ホワイトビーチの海軍桟橋に停泊中の強襲揚陸艦アメリカ(LHA 6)

沖縄・ホワイトビーチに佐世保配備の強襲揚陸艦アメリカが寄港中だ。入港したのは4月28日で、4月に入って3回目の寄港となる。

アメリカは1月に佐世保を出港して、ホワイトビーチで海兵隊員と物資を積み込み、沖縄近海で訓練を行った後2月下旬から3月初旬にかけて、タイで行われた米タイ両軍を中心とする年次演習 コブラゴールド2020に加わった。

いったんグアムに寄港した後、フィリピン海、南シナ海で行動し、その途中で2回ホワイトビーチに寄港した。その後アメリカは南シナ海・南沙諸島の近くを航行している。

今回ホワイトビーチに寄港したアメリカ艦上には、艦固有の装備であるMH60が3機のほかにCH53E大型輸送ヘリが1機積まれていた。ほかのヘリやオスプレイは普天間に戻ったと 思われるが、このCH53Eはなぜ艦上にとどまっているのだろうか?

機体の故障で、すぐには普天間に戻れなくなっている可能性もある。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.4.29 世嘉良 学 撮影)


アメリカの飛行甲板前方にいる3機のMH60汎用ヘリ


飛行甲板後方に1機だけいるCH53E大型輸送ヘリ。


2020-4-29|HOME|