音響測定艦エフェクティブ、沖縄WBに一泊



ホワイトビーチの陸軍岸壁に接岸した音響測定艦エフェクティブ(20.6.13 世嘉良 学 撮影)

音響測定艦エフェクティブ(T-AGOS 21)が6月13日にホワイトビーチの陸軍桟橋に入港した。

エフェクティブがホワイトビーチに来るのは昨年8月下旬以来だが、米海軍の音響測定艦全体をみてもホワイトビーチに寄港するのは、4月下旬にロイヤル(T-AGOS 22)とエイブル(T-AGOS 20)が 寄港して以来だから一か月半ぶりのこととなる。

横浜ノースドックには音響測定艦が入れ替わり寄港しているのと比べて、ホワイトビーチへの寄港の少なさが目立つ。音響測定艦の準母港となっている横浜ノースドック以外への、任務航海中の 寄港が少ないのは、新型コロナウィルスの感染拡大に対応する米海軍の方針のためと考えられる。感染から船を守るには、寄港を必要最小限にして、寄港してもさっさと出ていって乗組員が感染 する機会を最小にする、というのだろう。

エフェクティブは一週間滞在した横浜ノースドックを6月8日に出港している。5日かけて到着したエフェクティブだが、ほぼ24時間の滞在で14日午前にホワイトビーチから出港した。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


横浜ノースドックを出て5日間でホワイトビーチに着いたエフェクティブ(6.13 世嘉良 学 撮影)


6月8日、横浜ノースドックを出港するエフェクティブ(6.8 頼 撮影)


2020-6-14|HOME|