ホワイトビーチに音響測定艦集まる


ホワイトビーチの陸軍桟橋に停泊する音響測定艦2隻。インペッカブル(右)とエイブル(左)

9月27日朝、音響測定艦エイブル(T-AGOS 20)がホワイトビーチに寄港した。エイブルは25日に寄港していたインペッカブル(T-AGOS 23)の向かい側に停泊した。

インペッカブルは横浜ノースドックを8月12日に出港、エイブルは同じ横浜ノースドックを8月18日に出港している。
同じような任務パターンで沖縄にいったん寄った可能性が強い。

この2隻とは別のパターンで、9月17日に横浜ノースドックを出た音響測定艦ヴィクトリアス(T-AGOS 19)が、27日朝、約一時間ほどホワイトビーチ沖合に現れ、すぐに東に向かった。
3隻の音響測定艦が、一時的にホワイトビーチ周辺に集まっていた。

横浜ノースドックを準母港として、そこから東シナ海、南シナ海にパトロールに向かう音響測定艦は、沖縄・ホワイトビーチを前進基地として利用している。任務海域に向かう音響測定艦、 戻ってくる音響測定艦が、ホワイトビーチに一時的に集まるのも必然といえるのかもしれない。

エイブルは29日朝、ホワイトビーチを出港した。横浜に戻ってくる可能性も大きい。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2020.9.27 伊舎堂 達也 撮影)


他の音響測定艦と比べて大型のインペッカブル


27日朝、ホワイトビーチに寄港したエイブル


2020-9-29|HOME|