ホワイトビーチの陸軍岸壁に停泊するアシュランドと、海軍岸壁に停泊するアメリカ

ホワイトビーチに揚陸艦2隻入港中


海軍岸壁の強襲揚陸艦アメリカ。F35Bが4機載っている


ドック型揚陸艦アシュランドは陸軍岸壁に入船で入っている

沖縄・ホワイトビーチに1月14日、15日と相次いで揚陸艦が寄港した。
14日に入港したのはドック型揚陸艦アシュランドで、佐世保を4日に出航している。後部デッキにはヘリなどは見られず、今後車両などをLCACなどで運び込むとみられる。

15日には強襲揚陸艦アメリカが入港した。飛行甲板にはF35B戦闘攻撃機4機、オスプレイ2機、MH60汎用ヘリ2機が載っている。
載っている機体の数はまだ少なく、今後沖縄近海に出たときに普天間や岩国から飛来したヘリや追加のF35Bやオスプレイを載せるのだろう。

ホワイトビーチの岸壁の近くの駐車場には、ハンビー、トラック、装輪装甲車が並んでいる。特に装輪装甲車が15両はいると思われ、これまでにない数だ。
アメリカはドックをもたないため、LCACなどで海から車両を積み込むことができない。駐車場に並ぶ軍用車両の群れは、アシュランドに積み込まれるとみられるが、相当な数なので もう一隻揚陸艦が合流して2隻の艦に分散して載せるのではないか。ドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズが近日中にホワイトビーチにやってくる可能性が高い。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.1.16 世嘉良 学 撮影)


ホワイトビーチの陸上には、多数の軍用車両が並び、揚陸艦への積み込みを待っている


2021-1-16|HOME|