アメリカ揚陸艦隊、ホワイトビーチ寄港中


ホワイトビーチに強襲揚陸艦アメリカとドック型揚陸艦ジャーマンタウンが寄港中


ホワイトビーチ海軍岸壁に寄港中の強襲揚陸艦アメリカ


ホワイトビーチ陸軍岸壁に寄港中のドック型揚陸艦ジャーマンタウン。LCUも2隻待機中

6月8日に佐世保に前方配備されている強襲揚陸艦アメリカ(LHA-6)とドック型揚陸艦ジャーマンタウン(LSD-42)がホワイトビーチに寄港した。ドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズ (LPD-18)は6月4日からホワイトビーチに寄港していて、9日に出港している。
この3隻が揚陸艦隊を構成して、今後沖縄近海から任務航海に出ていくとみられる。

アメリカにはオスプレイが11機載っているのが確認された。またCH53E大型輸送ヘリが4機、垂直離着陸戦闘攻撃機F35Bが6機載っている。このF35Bは5月28日に岩国 基地を離陸した6機だ。

陸軍桟橋に停泊中のドック型揚陸艦ジャーマンタウンの甲板には海兵隊の車両などが積まれている。これらの車両や機材を積むために動いているNAVYのLCU(大型揚陸艇)2隻も陸軍 桟橋で待機中だ。
強襲揚陸艦アメリカは、艦の後部にドックを持たないタイプのため、この艦隊に乗り込む海兵隊の使う車両や資機材は、ドックを持つLSD、LPDがホワイトビーチで積み込むことに なる。

あと、1,2日で2隻の揚陸艦も出港することになろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.6.10 世嘉良 学 撮影)


強襲揚陸艦アメリカの前方甲板。オスプレイ11機、CH53E大型輸送ヘリ4機などが積まれている


強襲揚陸艦アメリカの後方甲板。F35B戦闘攻撃機6機などが載っている。


2021-6-10|HOME|