揚陸艦ジャーマンタウン、ホワイトビーチ寄港中


ホワイトビーチ海軍岸壁に寄港中のドック型揚陸艦ジャーマンタウン


ホワイトビーチの左側の岸壁にジャーマンタウン、右側には音響測定艦。

8月11日から沖縄・ホワイトビーチに佐世保前方配備のドック型揚陸艦ジャーマンタウン(LSD 42)が寄港している。

ジャーマンタウンは7月初めに強襲揚陸艦アメリカ、ドック型輸送揚陸艦ニュー・オールリンズとともにホワイトビーチに寄港している。
この3隻の揚陸艦は、7月後半にオーストラリア近海で行われた米豪海軍を中心とした合同演習タリスマン・セイバーに参加している。

その後、大規模演習2021に参加した3隻の揚陸艦は、8月8日以降、アメリカとニュー・オールリンズがグアムに寄港し、ジャーマンタウンはホワイトビーチにやってきた。
それぞれの寄港目的は休養・補給とみられ、再び任務航海に出るつかの間の寄港だろう。ジャーマンタウンからも海兵隊員がホワイトビーチに下りた形跡はない。

ジャーマンタウンが寄港中の岸壁とは別の岸壁に、音響測定艦エフェクティブ(T-AGOS 21)が寄港中だ。エフェクティブは7月24日に横浜ノースドックを出て8月2日にホワイトビーチ に入港した。
ホワイトビーチ寄港後5日以内に出港して南シナ海や東シナ海に向かうのが、音響測定艦の通常の動きだが、エフェクティブは10日以上ホワイトビーチに滞在している。台風の進路に あたっているために、出航を遅らせているのかもしれない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.8.13 世嘉良 学 撮影)


陸軍岸壁に停泊する音響測定艦エフェクティブ。ホワイトビーチに常駐する海軍のLCU2隻も見える


2021-8-13|HOME|