揚陸艦ニューオールリンズ、ホワイトビーチ寄港中



ホワイトビーチ海軍岸壁に寄港中のドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズ

8月25日から沖縄・ホワイトビーチに佐世保前方配備のドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズ(LPD 18)が寄港している。

ニュー・オールリンズは、7月後半にオーストラリア近海で行われた米豪海軍を中心とした合同演習タリスマン・セイバーに参加したあと、グアムに寄港し、その後沖縄近海に戻って きた。

8月24日に沖縄南方海空域で行われた大規模広域訓練2021後半部に、ニューオールリンズは強襲揚陸艦アメリカとともに参加した。この演習は英空母クイーン・エリザベスほか のイギリス艦隊、ヘリ空母「いせ」、護衛艦「あさひ」、陸自、空自、オランダ軍フリゲート艦も加わった大規模なものだった。

この大規模演習の翌日にニューオールリンズだけがホワイトビーチに寄港した。7月初めに、オーストラリアに向かう前にアメリカ、ジャーマンタウンとともにホワイトビーチに寄港 した際は積んでいたAH1攻撃ヘリとUH1探索・輸送ヘリは、今回の寄港時にはニュー・オールリンズの後部甲板から姿を消している。普天間に戻ったのではないか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.8.26 世嘉良 学 撮影)


ホワイトビーチの2本の岸壁に接岸中なのは、ニューオールリンズだけ。沖合に陸軍揚陸艇が停泊している


2021-8-27|HOME|