強襲揚陸艦アメリカ、ホワイトビーチ寄港。ニューオールリンズは出港


ホワイトビーチの海軍岸壁にアメリカと、離岸中のニューオールリンズ。沖合左に陸軍LCU、右に調査船キャロライン・シュエスト


ホワイトビーチ海軍岸壁に寄港した強襲揚陸艦アメリカ。甲板上に3機のMH60汎用ヘリ

8月27日、強襲揚陸艦アメリカが沖縄・ホワイトビーチの海軍岸壁に接岸した。25日から反対側の岸壁に接岸していたドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズは、アメリカが接岸 した後に岸壁を離れた。

アメリカはニュー・オールリンズを引き連れて、7月後半にオーストラリア近海で行われた米豪海軍を中心とした合同演習タリスマン・セイバーに参加したあと、グアムに寄港し、その後 沖縄近海に戻ってきた。

8月24日に沖縄南方海空域で行われた大規模広域訓練2021後半部に参加した。そして3日後にホワイトビーチに寄港した。

7月初めに、オーストラリアに向かう前にホワイトビーチに寄港した時には、F35B、オスプレイなどを多数飛行甲板に並べていたアメリカだが、今回の寄港時にはアメリカに固定配備 されている3機のMH60汎用ヘリだけが甲板上に置かれている。
他の艦載機、ヘリ、オスプレイは、ホワイトビーチ寄港前に岩国や普天間に戻ったと考えられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.8.27 世嘉良 学 撮影)


海軍岸壁にアメリカとニューオールリンズ。ニューオールリンズには2隻のタグがついて離岸作業中


2021-8-27|HOME|