遠征海上基地ミゲル・キース、またホワイトビーチ沖に


ホワイトビーチ沖合の錨地に巨体を浮かべるミゲル・キース

遠征海上基地ミゲル・キース(ESB-5)が、またホワイトビーチ沖に投錨した。

ミゲル・キースは10月4日から7日までホワイトビーチ沖にいた。その後9日に佐世保に寄港して12日に出港、14日に岩国に寄港して18日に出港している。
再びホワイトビーチ沖に投錨したのは10月20日で、22日にいったん出港して23日にまたホワイトビーチ沖に戻ってきた。

広大なヘリコプター用の飛行甲板を備えた「動く海上基地」は、最前線から一歩下がった後方支援基地として、海上部隊の戦闘遂行を支援するのが主要な任務だ。

東シナ海や南シナ海、朝鮮半島周辺海域に空母や巡洋艦、駆逐艦、揚陸艦などが進出した時に、それらの艦隊を支援するために、「動く海上基地」が沖縄から発進することが想定されて いるのではないだろうか。

ホワイトビーチに繰り返しミゲル・キースが入港するのは、そのための事前訓練とも考えられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.10.23 世嘉良 学 撮影)



ミゲル・キースはこれまでと同様に沖合に投錨している


2021-10-23|HOME|