オスプレイが新石垣空港に緊急着陸


緊急着陸した、機体に異常があるとみられるMV-22オスプレイ


飛び立つことができず、民間空港に居座り続けるMV-22オスプレイ

3月29日、2機のMV−22オスプレイが新石垣空港に緊急着陸した。
うち1機は、29日のうちに飛び立ったが、もう1機は翌日も新石垣空港にとどまっている。機体のトラブルのようだ。

新石垣空港へのオスプレイの緊急着陸は、2017年9月以来、2回目のことだ。
日本に配備されているオスプレイはしばしば緊急着陸を行っている。「オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会」の質問に対する今年1月28日付けの防衛省の回答によれば、2021年には、MV−22オスプレイが1回、CV−22オスプレイが3回、緊急着陸を行っている。それらの原因や対策について、まともな説明はなされていない。
にもかかわらず、米軍はオスプレイを飛ばし続けている。
日本政府も、独自の調査を行わないどころか米軍に説明も飛行中止も要求せず、市民の安全のために行動しようとしない。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(22.3.30 読者 撮影)


2022-4-1|HOME|