ホワイトビーチにドック型揚陸艦と音響測定艦


8月4日、ホワイトビーチに接岸したドック型揚陸艦ラシュモア。資材の積み込みを行っているようだ

同じ8月4日、ホワイトビーチにやって来た音響測定艦ロイヤル

左の海軍桟橋にラシュモア、右の陸軍桟橋にロイヤルが、それぞれ停泊している

8月4日、ドック型揚陸艦ラシュモア(RUSHMORE LSD 47)がホワイトビーチに入港し、海軍桟橋に接岸した。
昨年11月に佐世保に配備されたラシュモアは配備後すぐに定期修理に入り、本格的な出港は今年4月になってからだった。4月30日から6月20日にかけてのパトロール航海を終えた後、1ヶ月以上佐世保に停泊していたが、8月に入ってから再び出港してホワイトビーチにやって来た。
8月6日の午後にホワイトビーチを出港したラシュモアだが、その後、8月7日の深夜になっても、沖縄本島の東あるいは東南海域にとどまり、周回したりジグザグに航行したりしている。乗組員の慣熟訓練なのだろうか。

8月4日には、音響測定艦ロイヤル(LOYAL T-AGOS 22)もホワイトビーチに入港して、陸軍桟橋に接岸した。
ロイヤルは、7月23日に横浜ノースドックを出港してホワイトビーチにやって来た。
横浜ノースドックには6月6日に南西海域での任務航海から戻ってきて、1ヶ月半以上の長期間にわたって滞在していた。
今回、横浜を出港して再び中国に近い南西海域での任務に就く前に、その準備のために「前進拠点」のホワイトビーチに立ち寄ったということではないか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔) (22.8.4 世嘉良 学 撮影)


8月4日のホワイトビーチの車両集積場。海兵隊の車両が並んでいる

8月4日、ホワイトビーチの沖には海上自衛隊の護衛艦ゆうだちが停泊していた


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